つづきはまた明日

(紺野キタ/BIRZ COMICS ガールズコレクション)


小学5年生の杳(はるか)と妹の清(さや)。母を亡くし、父子家庭に暮らす二人は、父や父の妹、隣の家族と触れあいながら、のびやかに育っていく――。ありふれた出来事の中に見え隠れする、人の優しさ、純粋さ、冒険心etc。ふんわりとあたたかい気持ちになれる、日常ほのぼのストーリー!


ほのぼの読了。
 子どもの頃のおとぎ話という感じの本。ファンタジーと現実が交錯しているような話で、絵の雰囲気も相まって、上手い具合に絵本っぽい雰囲気を出している。紺野さんのイラストが柔らかくて優しいんだよね。しかも、出てくる人はみんなやさしい人ばかり。疲れた時の常備薬として取っておきたい本。。。

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狸といっしょ

(本宮 榎南/三尾 じゅん太/ショコラ文庫)


人に化けて暮らす仲間の家へ遊びに行った帰り道、郵便ポストにぶつかって気を失った妖怪狸のコタは、ゲーム会社の社長、薊紫苑に拾われ、喋る狸は珍しいと 勝手にペットにされてしまう。そのくせコタが人に化けた姿を見ても驚くどころか気にもせず、まったくの放置状態。すっかり拗ねたコタが久々に構ってきた紫 苑を無視していると、撫でられていた場所から変な感覚が…。コタは紫苑の手を叩いて抵抗するが――!    


サラッと一読。
 お話とイラストのマッチングが最強。特に、コタの子狸姿が可愛くて身もだえた(ヲイ) ドジッ子狸のコタがアッサリ紫苑にだまされてしまうあたり、展開はBLの王道なのに新鮮に読める。いや~狸って可愛いものだったんだと再認識(え?)。脇キャラのイタチくんも気になるし、ぜひ続きを読んでみたい1冊。

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はたらけ、ケンタウロス!

(えすとえむ/ZEROコミックス)


【ケンタウロスと友好的な関係を築くための注意】
(1)「馬臭い」と蔑むこと。人間のイジメも「お前臭い」の一言から始まります。
(2)お尻や股間をジロジロ見ること。丸出しですが好きで出しているのではありません。
(3)ラッシュの電車の中で「オマエは走れよ!」と言うこと。公共機関は仲良く使いましょう。
(4)馬刺しを食べるケンタウロスを見て「共食い!?」と騒ぐこと。彼らは厳密には馬ではありません。
(5)競走馬で調子のいい馬を聞き出そうとしないこと。彼らにアタリ馬券はわかりません。


気になっていた本。
 表紙を見ただけではどんな本かわからない。あらすじ欄も上記のごとく。BLコーナーにあるけど、表紙に描いてあるのはケンタウロスだよね???と日増しに増える「?マーク」。出版社に乗せられるのを覚悟で、清水の舞台から飛び降りてみた(初読みの著者を定価で買うってある意味ギャンブル)
 うん!ケンタウロスの本だった!! ・・・としかいえない内容。でも良く考えたら、下半身が馬ってことは、下半身は裸ってことだよね。えっと。アレとかアレとかアレとかはどうやってるのかって、下世話な 妄想 想像が膨らむ夢溢れる短編集でした。こういうユーモア、嫌いじゃないよっ。

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夏、恋は兆す

(小川いら/水無瀬雅良/ルチル文庫)


カフェバーの店長・三崎尚は、ある日道ばたで酔いつぶれていた外務省のエリート・西浦竜司を助ける。一年ほど前に同棲していた恋人と別れた尚は恋に慎重になっていたが、思いがけず西浦との距離は急速に縮まっていった。しかし、西浦に贈収賄容疑がかかり、二人は離ればなれになってしまう。西浦を信じると決めた尚は、献身的に彼を支えるが――。


作家買い。
 読み始めてしばらく。以前記事を書いた「春、君を想う」のスピンオフだと気づいた。んー、「春、君を想う」は恋敵役の先輩が可哀想すぎる展開だったからなあ。前のレビューでも絶叫してたよ(賢吾のヘタレ度に!)。。。てことで、本書は、読者から要望が高かった(ハズの)尚の救済本。もちろん、前作の主人公達もお話に絡んでくるので、読んでいれば二度美味しい作りになっている。本書の攻めキャラは肩書きがいっぱいついた「何だかわからないけどすごい人」という感じ(笑) 作家さん、キャラ設定大変だったろうなあ・・・と感じた1冊だった。

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にがくてあまい

(小林ユミヲ/BLADE COMICS)


仕事に燃える独身女・マキ。男色家の美術教師・渚。ひょんな事から出会った二人が、なぜか一緒に暮らすことに…!? 男に恵まれない女と女に興味のない男。相容れない生き方をする男女の奇想天外な同居生活を描く、食ライフラブコメディ!!


おもしろい!!
 BL好きもそうでない人も楽しめるストーリー。特に、よしながふみさんの「きのう何食べた?」が好きな人には直球ど真ん中の本・・・かもしれない(笑) ゲイの渚が料理上手のベジタリアンなので、レシピつきで美味しそうな料理がバンバン出てくる。そして、訳あり農家の娘・マキが物語を引っかき回しつつ、渚が好みの同僚に近づくのを腐女子的視点で楽しみつつ、家族愛もあって、ほろりとできる。なんつーか、とにかく絵の好みが合えばオススメの1冊。

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