« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »

2008.07.20

黄金の剣は夢を見る

(西谷史/睦月ムンク/ルルル文庫)

通称キューちゃんこと弓里夏美は三崎高校の新一年生。ひょんなことから親友のアリスとともに歴史ミステリー研究部に入った彼女は、三崎市に伝わる歌の謎を調べることに。その一方、夏美は同じクラスでクラブも同じの相馬くんが気になっていた。どこか他の子と雰囲気の違う彼に惹かれていく夏美だったが、ある出来事をきっかけに彼は人が変わったようになって…。恋と謎が交錯するミステリー。


 非BL/ライトノベル系ミステリ(の割にルルル文庫)

 とりあえず、中古本でシリーズ3冊買ったので読んでみた。1冊目は「黄金の剣は夢を見る」、2冊目が「聖杯は迷宮へ誘う」、3冊目が「銀のコインは愛を伝える」。私は知らなかったが、著者は女神転生というゲームの原作者らしい(有名?)。とにかく、先入観無く読んだ感想は「少年少女向けミステリー」。…つまり、ミステリ入門って感じ。読み終えてから著者が男性だと知って、いろいろ納得した次第。視点が恋愛に向いていないのが最大の理由。恋じゃなくて愛や友情。ニュアンスではなく真っ向勝負。

 あの…、レーベル間違ってませんか…? 

続きを読む "黄金の剣は夢を見る"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.07.15

テッペンカケタカ

(石原理/ミリオンコミックス)

ジョン・レノンの亡くなった年の暮れに生まれた龍園寅次郎。そして、ふたつ年上の幼なじみ・さくら。不遇の子ども時代、ふたりは互いへの絶対的な信頼だけを支えに暮らした。お前は俺のものだから。俺はお前のものだから。互いに人生を賭けた、男達の物語がはじまる!!


 これ読んだことあるなぁ…と数ページで気づいたが、どんどん物語に引き込まれていってアッという間に読み終えた。読後の満足感に浸りつつも、ただ、どこで読んだのかが思い出せない。石原理さんのコミックスは新装版が多いから、これもそのひとつだったか、滅多に買わない雑誌を買ったときだったのか。

 それにしても石原理さんの描く男性は、格好良くて、オトコマエで、時々可愛い。行動には一本筋が通っているから、読んでいて気持ち良く浸れる。リアル世界は不条理な世の中なのに、石原世界は義理人情が通じる世界。まるでアクション映画を見るように、ときどき飛び込みたくなる世界なのだ。

続きを読む "テッペンカケタカ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.04

遙かなる時空(とき)の中で4

(水野十子/白泉社/ルビーパーティー/コーエー)

神にあらがい、恋を貫く―――その想いが伝説になる
主人公は、異世界の亡国「中つ国(なかつくに)」の姫、葦原千尋。「常世の国(とこよのくに)」に祖国を滅ぼされた彼女は現代に逃れ、女子高生として生活していました。が、ある出来事をきっかけに、ともに暮らしていた風早らと元の世界へ戻ることに。祖国を取り戻すための戦いを始めた彼女は、その戦いの中で様々な男性たちと出逢い、絆を深めます。しかし、姫という立場のため、思わぬ恋の障害に苦しむことに・・・。


 久々のゲームレビュー。

 乙女ゲーの重鎮、コーエーの新作。BL本は積読し、1週間の集中攻略に励んでみた(笑) …というのは、このゲームは3月19日に発売予定だったのが6月に延びており、延期の落胆が大きかったゲームなのだ。予約をキャンセルせずに放置していたらいきなり届き、俄然やる気になったという次第。

 「遙時」は今作ですでに4つめを数えるが、ゲーム自体はよくある乙女ゲーの典型で、神子姫♀一人に対して、八葉♂8人の逆ハーレム・ゲーム(か)。さらに今回は、その他攻略対象が10人(!)いるので全員を攻略するのはある程度の時間必要だった。しかし総キャラクリアしても爽快感も感動も驚きもないってどゆこと!? という感じで…

↓以下、ネタバレ気味(辛口)のため、大丈夫な人のみどうぞ。

続きを読む "遙かなる時空(とき)の中で4"

| | コメント (7) | トラックバック (1)

« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »