帰る場所
(椎崎夕/竹美家らら/ルチル文庫)
室瀬玲一は姉の形見の喫茶店を営みながら、姪・桃子を育てている。ある朝、店の前に男が行き倒れていた。男を家に上げ、介抱する玲一。その男・西崎征一は、七年前に姿を消した桃子の父を思い出させ、玲一はいい感情を抱けない。そんな折、地上げ絡みで嫌がらせを受ける玲一達のもとに、桃子の祖父の使いが現れ、桃子を引き取るといい…。
あれ?ここで終わり?? 投稿作品だからこんなものなのか、続編出版予定が立っているからこんなものなのか、とにかく、見ていたドラマのエンディング付近で電源を切られたような気持ちになった。けれど、全体の雰囲気は悪くない。読みながら「あー、この雰囲気、懐かしいなあ」と思えるような心情優先、ラブシーンは少なめ、けれど読後感は悪くない耽美とBLの真ん中あたり。まあ、続編が来月出るみたいだから併せて読んだ方が良いとは思うが、愛しいという気持ちを思い出させる物語なのかも。
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